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●無駄を生かすこと

人は無駄を嫌う生き物です。何かしら行為を起こせば、それにともなう成果というのか見返りを欲しがるものです。
いま、社会の仕組みそのものが、成果主義の色合いを濃くして、コストパフォーマンスとか効率とか、そういうことばかりいっているから、いよいよ〈無駄〉への嫌悪感が深まっているのかもしれません。

ところで、結婚を念頭に置きながら、人に会う。だれかと交際をはじめる。そういうことにも〈無駄〉意識をはたらかせなくてはいけないのかなと思うことがあります。付き合ってみたけど、どうしても合わなかったから、交際をやめることにした。何か時間を無駄にした気がする。そういう感じかな。

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 でも、よい結果に結びつかなかったとしても、人に会ってみる、付き合ってみる、そこから得るものって、決して小さいものではないと思うのです。
自分のいたらないところを知るというのがいちばん大事だと思うけど、どこかで共通している異性の感覚を知っていくには、ただの友だちよりも、もうちょっと深い場所で付き合うということが必要なはずです。
すべて〈無駄〉と切り捨ててしまえば、むしろ経験や学びとして、何も残らないということ。

「下手な鉄砲」というほどの無軌道は困るけど、婚活といういまこの時間、期間にしかできない、どんどん人に会うという経験を、積み重ねてほしいと思います。それを無駄にするかしないかは、それを糧にできるかどうかという、人それぞれの心もちにかかっているはずです。

2014年3月29日 11:05 長井 春美

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