生きる力について

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 ひとつふたつといった年齢の子どもが玩具で遊ぶ姿はなぜか見飽きることがありません。子どもも遊ぶことに飽きません。
どのような玩具が子どもを飽きさせないのかとよく見ていると、たいていはブロックや積木というような、遊び方を問わないものの方が、子どもは長く飽きずに遊びます。
スイッチを押すと音楽が出たり動き出したりというような、遊び方が決まっているものは、案外早く子どもに飽きられるようです。遊び方が決まっている分、子どもが想像力や創造力をかきたてられる要素が少ないということでしょうか。

子どもというのは人間の原型です。玩具に遊ばされることよりも、自分で遊ぶことを好むというのが、人間の生き方の原型ではないかなと私は思っています。

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 でも、婚活の現況というものを俯瞰的に眺めていると、いまは、お相手に求めることばかりが多い。つまり、自分の人生に対して、あれもこれも面倒をみてほしいというような〈受け身〉の感覚で臨んでいる人がずいぶんと多いように感じるのです。
自分はちんとして座っていれば、まわりがみんな整えてくれる、自分を楽しませてくれるという感覚で結婚相手を探している、というのは、ちょっと言い過ぎかもしれないけど(笑)。多くの人が遊び方の決まった玩具ばかり求めているように見えなくもないのです。

切り拓いてもらう人生より、切り拓く人生の方が、よほど面白いんじゃないかなと私は思います。
いまお互いがもっている人生の素材を与え合って、ふたりで上手に楽しむ、面白がるというのも、立派な〈生きる力〉のひとつなんだと思っています。

2014年3月 1日 07:32 長井 春美

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