婚活の地図

今日の写真

 先日、朝のワイドショーでどなたかが、いわゆる婚活というのは、相手との条件闘争なのだといわれていました。異性間の感情の前に、互いの容貌や年齢、職業、収入などのすりあわせがあって、それから出会いがあるという意味では、まったく的外れとはいえないことなのかもしれません。
でも、そういう諸々の条件は、成婚に向けていよいよ心を決めるかというときの〈決め手〉になり得るかというと、必ずしもそうではないように感じています。もっと目に見えない何かが、最後に人の気持ちを後押しするのではないのかな。

結婚の条件について、まったく気にしないという人もいれば、大変なこだわりをみせる人もいます。ただ、こだわる人の話を聞いていると、他にこだわるべきものをもっていない場合も多いように見受けられます。
結婚はしたい。でも、こういう人となら結婚してうまくやっていけるという、「こういう人」のイメージがはっきりしていないから、結局目に見える〈条件〉で自分を満足させようということなのかもしれません。

今日の写真


自分に適当なお相手が見つからないというのは、相手よりも自分が見えていないということでもあるのでしょう。こういう人となら自分は幸福に生きていける、という相手を見つけるのが婚活。どういう人といっしょにいるとき、自分は幸福なのかを知っていないと、婚活の地図を描くことは出来ません。

婚活は自分磨きだとよくいわれます。それをとやかくいうつもりはないけど、本質は自分探しなのだと思います。外を飾っても仕方がない。磨くにも、ほんとうに磨くべき自分の内側をよく眺めなくては意味がありません。
条件ということになると、必ず〈つりあい〉という言葉が登場するけど、ほんとうにつりあうべきは、ふたりの人生観、幸福観なのだと考えています。

2014年1月11日 13:59 長井 春美

過去のコラム

back number