だれかよい人はいませんか?

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 つい先日にもあったことなのですが、何かの集いで知り合った方が、私の仕事を知るなり、息子や娘の年齢をいわれ、いまも独りなんだけど、だれかよい人はいませんか? と尋ねられることがときおりあります。内心はともかく気楽な感じの問いかけだし、こちらも当たり障りのない返事をしているのですが、実は、この〈よい人〉というのは、私たちにとって、ちょっと困ってしまう質問でもあります。

そういうときの〈よい人〉は、年齢や収入や職業など、結婚の諸条件がそろっている人という意味合いで聞かれているのでしょうが、それがどれほどととのっていたとしても、その人の息子さんや娘さんにとって〈よい人〉にあてはまるのかどうかは分かりません。
結婚は組み合わせ。俗に、蓼食う虫も好き好き、なんてことばもありますが、その人にとって合うか合わないかがいちばん大事。

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 婚活は結局、自分に合う人を探していくという、実はとても単純な作業です。
単純だから簡単かといえばそうでもなく、自分が合うと思っていても、相手も同じように思ってくれなくては話が進みません。
合う合わないというのは、それぞれの人生において、何をいちばん大事にしているのか。その大事にしているものが重なることが、合う合わないを決めるようにも思います。
いまは、結婚における自分の〈大事なもの〉を見つけあぐねている人も多いのではないかなと感じます。だから、人がつくった〈よい人〉ばかり追いかけることになってしまう。

私はこんな人間で、こんな結婚生活を望みます。そういう私にとって〈よい人〉はこういう人、という婚活のベクトルを、自分なりに定めていくことが必要かなと思っています。

2013年12月14日 10:48 長井 春美

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