人任せになっていませんか?

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 以前のシリーズを含めて、このコラムでときどき話していることなのですが、婚活に臨む人たちで、近年少し気になることは、たとえば交際が始まった頃、付き合いの様子などをたずねると、お相手の方に対して、デートで美味しい店に連れて行ってくれない、とか、楽しいプランを提供してくれない、とか、話が退屈だ、とか、ともかくも、○○をしてくれない、と不足をいう人がずいぶん増えた気がしています。中でも、その代表格は、いつも割り勘なんですよぉ、というもの(笑)。そういう不足をいうのはもちろん、女性の場合が多い。

とくに男女の間では、女性は男性に何かをしてもらうのが当たり前という感覚なのかな。で、あなたは何をしてあげたの? と聞くと、不思議な話を聞くような顔をされることもあります。前提には、〈付き合ってあげているのだから〉なんて、気持ちがあるのかもしれない。だから、○○してもらうのは当たり前ということなのかな、もしかすると。

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 お見合いからはじまる交際では、当初のいわゆるデートは、お見合いの延長線上にあります。会いたいから会うという本来のデートの前に、この人はいったいどういう人なのだろうと、互いを探っていくための時間がまだつづいているといえます。そのときに、何かしら人任せの姿を見せては、この人と結婚すると、人生設計も責任もみんな押しつけられてしまうと、お相手の方に感じさせることになるかもしれません。そもそもデートって、ふたりで楽しい時間を作り上げていくものだから、退屈な時間にしてしまったとすれば、それは一方の問題だけではありません。

自立した大人とそうでない大人のちがいは、心の置き所が、〈何かしてもらう〉から、〈自分にできることは何か〉に進めるか進めないかにかかっていると思っています。

2013年10月26日 11:45 長井 春美

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