変化が元気をつくる

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 最近、というよりもう少し前から、いまの若い男性たちが何とはなく元気を失っているように見える、その要因は何だろうと、ずっと考えつづけています。もちろん、みんながみんなという訳ではないから、答えなんか簡単に見つかるはずもないのだけど。

最近読んだ本のフレーズに、創造は壊すことから始まる、ということが書かれていて、感銘を受けました。昨日の自分を壊さないと、今日の自分は生まれない。過去という時間が壊れるから、今日がある、古い細胞が壊れるから、新しい細胞が生まれる、といった話なのですが、私なりに理解するのは、人間は常に更新が必要で、過去を壊して明日を目ざすというところに、元気とか活気とかいうものが内から滲み出てくるのではないだろうかということです。

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 たとえば、親の庇護のもとで、今日をつつがなく過ごしている。食住の心配もなく、ちゃんと外で仕事をこなしていれば、とくだん文句をいわれることもない暮らしは居心地がいいといえばそうもいえる。でもその場所にとどまっている限り、更新されるものは少ない。お行儀はよいし、温厚な人柄には映るけれども、何かしら自分を日々変えようという心身の姿勢から醸し出される活性が育まれないということがあるのかもしれません。
それは、若い女性たちにもいえることなのでしょう、きっと。

活性というのは、いわゆる結婚の〈条件〉には表れないけど、異性を引きつける魅力なのですね。現状の自分、現状の暮らしを壊していくというのは面倒なことでもあるし、リスキーなことでもある。でも、とどまってはいけない気がします。
水だって、とどまっていては澱が生じる。だれだって、活き活きとしている人を、人生のパートナーにしたいと思っているはずです。

2013年10月19日 11:14 長井 春美

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