決定力不足

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 いわゆるアラフォー世代に属する男性は、私たちの相談所では、もっとも年長の人たちになるのですが、結婚のお相手に恵まれないかといえば、実はそうでもありません。
ひとつの典型をいえば、安定的な職業について、当然、安定的な収入がある。外見は客観評価しにくいものですが、私が思うに、見栄えも悪くない。話していても、粗暴なところはないし、温厚そのもの。というわけで、30代を中心にした女性からの引き合いが少なからずあって、その中のいずれかの方と交際をはじめる。
と、そこまでは、しごく順調なのだけど、2月、3月過ぎ、つぎの段階、つまり、結婚を具体的なものにするかどうかという判断を迫られるようになったあたりで、これという明確な理由もなく、及び腰になってしまう。決めきれない。そういうパターンの男性が、もちろん多数ではないけど、ときどき、現れます。そしてなぜか、アラフォー男性に多い。

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 アラフォー男性は、結婚への決め手をもっていないということではなくて、自分の意志で決めきれないという意味で、“決定力不足”の人がいるのかなと感じています。

詳しく話を聞くと、昔の彼女のことが忘れられない、とか、後にもっとよい人が現れるのじゃないかと悩んでしまう、とか、いろいろ理由は述べられるのだけど、ひとつ感じるのは、昔のことに必要以上にこだわったり、もっと先のことに確定的でもないラッキーを求めたり、つまりは、自分の結婚に対して、受け身であり過ぎるのではないかと感じるのです。
過去に折り合いをつけるのは、だれにもそう簡単なことではないけど、いま会う人と真摯に向き合うことで、過去がほんとうの過去になってしまうことだってある。大事なのは、やっぱり、いま。
つまり、婚活というものについて、自分が真剣になれるかどうかが、決定力不足解消のカギになるような気がします。

2013年10月 5日 10:33 長井 春美

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