大人とは何だろう

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 結婚というのは、大きな原則として、“大人”がする、または“大人”になってからするもの、なんて、いまさらのように言うのも、ちょっと大人げのない話かも知れませんね(笑)。

でも、“大人”というのは、案外定義のむずかしいことがらでもある。
たとえば、大人二人が食べるに困らない収入があるからといって、それで立派な大人というふうにはならない。家事全般、みんなこなせても、それが大人の絶対条件とは言えないなと思います。大事なのは、やっぱり心のあり方かな。

私なりに思うのは、自分を二の次に考える感覚が身についてからがたぶん“大人”。
すべてにおいて、“自分”をいちばんに考えてしまうのが、こどもの特徴といえるでしょうか。もちろん、こどもがこどもの年齢で、自分本位なのは当たり前のこと。問題なのは、大人の年齢に達しても、心が大人になれない“こども”が増えていることなのだろうと思います。

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 いま、離婚の件数は少しの減少傾向にあるようですが、それでも25万件と、20年前に比較して2倍にもあたる高水準にあります。とりわけ、早い段階に離婚する人から、よく聞くのは、○○してくれない、大事にしてくれない、という、相手を責めることば、そして、自分本位の感覚。育児という局面でも、いまはこどもより自分を大事にする親がひじょうに増えていると聞きます。

相手の立場になって考える。相手がよろこぶことを考える。婚活のいまは、結婚、育児の準備期間。表面的な自分磨き云々の前に、“自分”を抑制する意識を磨いていただきたいなと思っています。

2013年9月21日 05:19 長井 春美

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