諦めムードがもたらすもの

今日の写真

 婚活をしているしていないにかかわらず、結婚についていまいちばん厳しい状況におかれているのは40歳前後、いわゆるアラフォー世代の男性たちではないだろうかと思っています。
結婚相談所にはそれぞれ特徴のようなものがあり、一概にいえることではないのだけど、男性も35歳を過ぎてきたあたりで、その年齢層を求める女性が減ってくるのは、抗いようのない現実ではあります。
条件面から見て、職種や収入や財産やという何かしらのセールスポイントがあれば、様相はまた変わってくるのだけど、同様の条件をもつ人が、もう少し若い世代にいれば、自然とそちらに人気はかたよります。もちろんそれは、ともかくお見合いの相手をまず選ぶという、婚活の“入り口”のお話ではあるけれども。

というようなある種の現実を、もっとも如実に感じているのも、またアラフォー世代の男性たちで、うまくいえないけど、結婚について気の失せた、諦めムードを漂わせた人に会うことも少なくありません。
そして私は、そこにいちばんの問題があるのではないかなと感じてもいます。

今日の写真

 人が結婚の相手に求めるものは何かと考えていくと、私たちは具体的には、容貌のことや年齢や職種や収入などをまず思い浮かべるのだけど、そういうものはその人の概略を知るひとつの手立てに過ぎなくて、本質的にはその人の“生気”のようなものを探そうとしている。生気とは生きる意欲で、その方向性が自分の生気とある程度一致する状態をひとことに、「相性がよい」といっているのではないだろうかと思うのです。
そう感じるものがなくては、お金や容貌だけで、だれも結婚する気になれません。

諦めムードは、その肝心の“生気”を薄めてしまう。気を失うと、“機”も失ってしまうことを私は恐れます。アラフォー世代によく考えてほしいことのひとつです。

2013年6月22日 13:32 長井 春美

過去のコラム

back number