距離感をまなぶ

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 いま対人的な距離の取り方に悩む若い人たちが多いのではないだろうかと感じています。勝手な憶測なんだけど、必要以上に距離を縮めたがるのは女性に多く、必要以上に距離を取りたがるのは男性に多い気がします。距離がつまるのを恐れているという感じ。肉食女子、草食男子なんていわれるゆえんなのかな。

結婚の「生活」を考えたときも、ふたりの距離感というものは重要なポイントになってきます。距離感なしの、ずっとラブラブな夫婦でありたい、みたいなことをいわれる人もいるけど、それでは、マラソンのスタート地点から全力疾走するようなものではないかと思ったりしてしまう。と、これはほんとうに、私の個人的見解で、結婚について、もちろんどのような願いがあってもいいのだと思うけど。

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 婚活の見きわめポイントも、やっぱりこの距離感が大事になってくると思います。それはふたりでいるときの空気感のようなもの。ふたりでいて、楽しいとか面白いとか、そういう心が大きく動くものより、たとえば、気づまりがない、とか、居心地がいいとか、少し心が落ち着く質のものが、むしろたいせつかなと思うのです。結婚はやっぱり長距離走だから。
婚活はまた、ふたりの対人的な距離感を、修正し合うというのかな、すり合わせるというのか、そういう時間でもあると思います。自分に都合のよい距離にお相手を引き出そうとしても、たいていの場合、うまくはいきません。お互いに、お互いの呼吸を合わせるような思いやりがどちらにも必要なのだと思います。
もちろんそれぞれの距離感の持ち方に一般論は通用しません。それが相性というもので、だからこそ、たくさんの人に会っていくという積極性が必要なのだと思っています。

2013年6月15日 14:03 長井 春美

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