小さくまとまっている

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 ちょっと昔、「小さくまとまるなよ!」というようなジョークが流行ったことがありますが、いま、そういう声をかけたくなる、いわゆる“男子”に会うことが増えた気がしています。
草食系といえば、そうともいえるのだろうけど、「草食」のちょっとふんわりした感じが薄いような気もする。
私の印象では、自分が他の人から指弾されたり批判されたりすることを恐れて、いつも身構えているような感じ。人に貶されたりするのが嫌だから、自分を懸命にととのえているという感じでしょうか。身構えるから、小さく感じられる。

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 それはきっと世の中の影響があるのだろうなとも思います。教育も、そして職場の人事考査などもおしなべて減点法が基本になっているように映ります。
凹凸の凹にはちょっと目をつむって、良いところを引き出していくという感覚ではやっていけないほど、学校も社会も余裕をなくしてきているのかなという気がします。

異性としてみたとき、彼が自分をととのえているというのはいいんだけど、自分も同じようにたくさんの制約を受けそうで嫌だなという気分になってしまうかもしれない。
それ以上に、人間の有無をいわせぬ魅力というのは、人間性の凹凸の大きさがつくっている場合も少なからずあります。結婚を考えたとき、それは、良くも悪くもという話ではあるのだけど。

人間の大きさというのは、結局、許容量の大きさなのかなと思います。
許すという観点で、相手も自分も、ちょっと眺めるところがあれば、何かが変わってくるのかもしれません。

2013年2月16日 11:22 長井 春美

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