大人にする気がない

今日の写真

 この数年、わずかな減少傾向にあるようですが、現代の離婚件数は、たとえば20年、30年前に比較すると、ほとんど倍増に近い数値で推移しているようです。私がまだ子どもであった頃からすると、4倍増というような数字。 
離婚する人たちのもっとも多い世代は、25歳~40歳というあたりで、これは当然といえば当然と思える。結婚する人の多い世代が、やっぱり多く離婚します。

私はちょうど25歳~40歳という人たちの親世代にあたります。当然、友達や知り合いも同世代が多いのですが、必然的に息子や娘の結婚生活についての悩み、離婚を巡るあれこれを耳にすることが少なくありません。その中で、夫婦の離婚をとりまく現状が少し変わってきたのかなと思ったりします。

いちばんに思うのは、離婚についての垣根の低さ。え、そんなことで離婚しちゃうの?
と思えるような事由にちょくちょく突き当たってしまうのです。もうちょっと有り体に言えば、あまりにも我慢が足りないのじゃないの? と思ってしまう。そして、そう感じる対象は、女性が多いかな。あくまで傾向として感じることですが。

今日の写真

 嫌なことがあったら、すぐに帰っておいでよ、という感じで、子どもを結婚生活に送り出す親って、いまほんとうに多いのじゃないかなと思います。それは結婚相談の場でも感じることのひとつ。
どうしてもうまくいかなかったとき、受け入れてもらえる場所があるというのは大事なことだと思うのだけど、そこには「どうしても」という、いっぱいいっぱいの我慢が必要だと思うのだけど、それは私世代の古い感覚なのかな。結婚し、親とは別の人生を歩んでいく「覚悟」とかいってしまうと、ますます古い人認定を受けてしまうのでしょうか。
親離れ、子離れできない、互いに支え合うのではなく甘え合うような親子関係の増加が、離婚の件数を増やし、結婚する人を減らしているような気がしています。

2012年12月29日 11:27 長井 春美

過去のコラム

back number