幸せはどこにある?

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 結婚には「幸せ」ということばが、いつもどうしてかついてまわるものですが、私はそれにちょっと懐疑的なひとりです(笑)。
私自身の「幸せ」を回顧してみると、何か形あるものを得たとき(結婚もそれにあたるかな)の成就感や達成感のよろこびより、それに向かって努力していたり、夢中になっていたりするときの充実感の方が、より「幸せ」という感覚に近かったような気がします。
結局、幸せというのは、外からというより、自分のうちから湧いてくる感覚のような気がします。

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 いま、結婚しても幸せになれそうもないから、結婚する気がないという人が増えていると聞いています。
それはたしかにその通りかなとも思う。ただ結婚したって、それを幸せだとは私も思えない。幸せになろうと日々努力するその過程に、実は日々の充実という幸福がひそんでいるのだから、それが感じられない人には、つまり幸せになる資格がないともいえます。
何かしらの幸運はときどき舞い込んできても、ほんとうの幸福感や充実感は、そう簡単に手にできるものではありません。

幸せになる、ことを待つのではなくて、自分で自分を幸せにしよう、という気概というのかな、生きる姿勢のようなものが、結局自分を幸せにしてくれるのだと思います。
結婚しても幸せになれない、という人は、結婚しようとする努力、結婚して幸せになろうとする努力というふたつの努力、そしてその努力のうちにひそんでいる充実感という「幸せ」を、結局放棄しているんじゃないかと私は思うのです。
人生のさまざまな局面について、後ろ向きでいては、結局得るものがないということなのかもしれません。

2012年12月15日 11:44 長井 春美

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