自分を見る眼

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 婚活に取り組む姿勢はとても前向きなのだけど、なかなか結果がともなわないという人もけっして少なくはないことでしょう。
そういう人の典型のひとつとして、人(異性)を見る眼が肥えている。むしろ肥え過ぎている。贅沢になっている、というパターンが多いのではないかなと感じています。

いまは結婚年齢が以前に比べてずいぶん高くなっていますから、それに応じて当然、婚活世代の年代層も上がっています。年齢が高いということは人生の経験値も高いということですから、異性に対して評価の基準が高くなるのは当たり前のことなのかもしれません。それなりに長く婚活をがんばった分、よい異性に巡り会いたいという気持ちが膨らむなんてことも、もしかするとあるのかもしれない。

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 しかしひとつ思うのは、外に向ける眼の肥やし方に比べて、自分に向ける眼はちゃんと肥えているのか、とも感じるのです。あなたは、相手に向けるまなざしと同じくらい、自分を厳しく眺めている? と問いたくなることが、いまは決して少なくありません。

自分の内に向ける眼は、人間を卑屈にするものではなくて、謙虚さとか素直さとか、相手の立場、心情を思いやる心とか、そういう心をはぐくんでくれるものでしょう。
経験も環境も違う中で今日まで生きてきた異性が出会い、お互いに折り合いをつけながら生きていくというときに、ほんとうに必要になる、大切になる感覚、心というものは、たぶん相手を厳しく評価する眼ではありません。相手の身になって考えるという心の置き方。異性との交流を通して、そういう心をはぐくんでいくことも、婚活の重要なポイントなのだろうと私は思っています。

2012年11月10日 11:32 長井 春美

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