先を見る目

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 前のコラムで、自分の5年先、10年先を考える想像力が大切だというようなことを書いたのだけど、それは自分についてだけではなく、結婚を考える異性に対しても、ちょっと先の姿を想像してみる、そういう視点が必要なのじゃないかなと私は思っています。
もちろん人によってはという話なのだけど、何かね、いまもっているもの、いま出来ること、そういうものに固執する人がとても多いような気がします。結婚の相手に完璧なものを求めすぎる。つまりそういうことかな。

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 結婚して、これから生活をともにしていく。そのために絶対譲れないものというのはあると思うし、必要だとも思います。
結婚は、そのあたりの見極めは大事にした上で、あとは足し算で考えていくことなのだろうと思うのです。
いまあなたの目には何かが足りないと感じている人が、自分と結婚することによって、足りないものが少しずつ補われて、つぎはゆたかになって、幸福になって、自分もそれといっしょに幸福になる。そういうものを実感していくのが、結婚するいちばん大きな意義というのか喜びなのじゃないかと私は思うのだけどな。

いま完璧を求める心性には、あれもこれも整っていれば、自分はその結婚について「楽」ができるというような、ちょっと厳し目にいえば、甘えの感覚がうかがえたりもします。それは男性も女性も同じ。
いま足りないものは、やがて得ることのできる、人間としての伸びしろのようなものかもしれません。そういう視線でお相手を見ていくと、彼や彼女に、いままでとは違う別の顔が浮かんでくるかも知れません。

2012年9月29日 11:12 長井 春美

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