お見合いだからできること

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 結婚について、「お見合い」を二次的というのかな、たとえば恋愛で結婚するのがむずかしいからお見合いで、というように、恋愛とお見合いの両者に優劣をつけたがる傾向をときどき感じます。もちろん私はそういう意見に与したくはない。

単なる「結婚」ではなく、「よい結婚」あるいは、「よい結婚生活」というような前提をつけるとき、恋愛にもお見合いにも、それぞれメリットなりデメリットがあるはずです。
恋愛による結婚にはいわゆる“あばたもえくぼ”の要素が少なくありません。あばたをえくぼに見せてくれた熱が、時間の経過で冷めていったときどうするの? という恐れ。結婚のあれこれのことは一瞬だけど、結婚生活は長くつづくもの。

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 結婚相談所を介した結婚はもちろん「お見合い」にカテゴライズされます。そしてその重要なメリットを考えると、お見合いだからニュートラルな気持ちで、結婚の相手を見定めることができるということ。それは恋愛結婚のデメリットとちょうど逆パターン。
どういうパートナーシップでこれから一緒に生きていきたいのか、互いの価値観をじっくりすり合わせることができます。それははじめに余計な(ほんとうに余計かどうかは分からないけど)熱を帯びない分、あとで冷めていくということもない。
それを彼と彼女、ふたつの視点だけじゃなくて、カウンセラーやその他、第三の視点が加わることで、結婚生活についてのイマジネーションが立体的なものとなるというのも、お見合いのメリットのひとつにくわえてよいのかな。

お見合いのとてもよい一面というものを、もっとポジティブにとらえてほしいと時々感じています。恋愛かお見合いか。それは二つの心が重なるための手段の違いに過ぎません。
そして自分の選んだ手段に自分でネガティブなものを感じているとき、お見合いする異性の好感を呼ぶことはきっとないと感じます。だって自分を何かしら卑下する人と、だれもパートナーシップを共有したくはないはずですから。

2012年9月15日 11:37 長井 春美

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