当事者にしか分からないこと

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 時々話していることですが、私たちの結婚相談所は、結婚したいと考えている当事者だけでなく、その親御さんが関わられる割合が比較的多い相談所であると自覚しています。
昔ながらの相談所というのは、本来ある程度そういう場所でしたし、いまは少し意図して、親御さんの積極的なサポートをお願いしている側面があります。二人三脚というわけではなく、積極的なサポート。

最初のご縁は、まずご両親という場合も少なくありません。まず親御さんがお越しになって、つぎに息子さんや娘さんを連れてこられる、そういうパターンがかなりの比率を占めています。

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 ところで私はその両者に当然お会いするわけですが、両者の温度差というのかな、現状の問題意識の違いを感じることが存外多いのです。親御さんというのは、いつまでも結婚しないのはどういうことだろう、と、息子や娘に向ける心配や不足が多く、息子や娘たちは結婚に結びつくような環境の貧しさを嘆く声が多い。温度差というより結婚が難しいことに向けるベクトルの違いといった方がよいのかもしれません。

私は親御さんに、息子や娘に寄り添って、婚活の時代を乗り切って欲しいと切望するのですが、それはただただ尻を叩いてくれということではなく、いま息子や娘がおかれている環境をあたかも当事者のごとく、自分のこととして感じ、ある程度理解した上で、よいアドバイスをしてあげて欲しいなと思うのです。結婚について、いま子どもたちはどういう時代を生きているのか。その感覚を少し共有するだけで救われる、励まされる、もう少しがんばれる、そういうことがきっと少なくないと思っています。

2012年7月28日 14:30 長井 春美

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