結婚と幸福について

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 婚活の周辺でよく使われることばに、「幸福」や「幸せ」があります。だけど、これほど分かりにくい、曖昧なことばは他にないかもしれないというのが私の実感(笑)。でもなぜか「結婚」にはそれがあたかもワンセットであるかのように、「幸せ」ということばがついて回る。

幸福な結婚というのはたしかにあるだろうと思っています。その大半はおそらく、この結婚を幸福なものにしようとお互いが努力をつづけ、その結果として得られる二人の実感であることでしょう。
結婚に限らず、いつだって「幸福」は、はじめからあるという質のものではないと私は思っています。幸福な仕事、幸福な家庭、幸福な育児、幸福な友人関係、みんなそう。

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 「幸福な結婚」について、私たちはよくいくつかの条件づけをおこないます。
でもそうして求めるものというのは、生活の「楽」を求めるものであったり、損得勘定であったり、不安を少なくするためのものであったり、というように、人間の「幸福」とは、おそらくほんの少しベクトルが違う。
だけど、目に見える条件ばかりを求めてしまうというのは、こうすれば自分は幸せになれるという、人それぞれに違う「幸福観」が、まだうまくととのっていないのかなと思うのです。
私にとっての幸せ。いちばん大事なもの。いちばん好きなもの。いちばん楽しいこと。それをベースに眺めるお相手の「条件」こそが、幸福な結婚のためにいちばん大切。

結婚が幸福なものであったとやがて実感するために、あなた自身努力し易いと思える人を、最後は選んでいただきたいと願っています。

2012年7月21日 11:22 長井 春美

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