他の人はどうですか?

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 カウンセリングの途中、よく耳にするのは、「他の人はどうですか?」という質問。そう私に尋ねてこられるのは、女性の方が圧倒的に多い気がします。
もっとも、この年代に限らず、まわりの動向を気にする、ときにはまわりのすることを自分の判断基準にさえしてしまうのは、おしなべて女性特有の感覚であるのかもしれません。「お隣の○○さんがいっていたけど」「ママ友はみんなこうしている」とか。
周囲の動向や発言にある部分判断を委ねるというのは、女性が本来もっているある種の防御本能のあらわれのようにも思われるし、決してみんなみんな否定される質の話ではないと思っています。
社会生活、家庭生活をいとなむ上で、まわりを気にする、そして自分をあらためていくのは、やはり人間の美質に数えられるべきこと。

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 ただまわりの動向を気にするあまり、自分自身の判断を見失ってはいけないと思います。
婚活で大切なことは、あなたはこれからどのような人生を歩もうとしているのか。その上でどのような人を選ぼうとしているのか。選ぼうとするとき、いちばん大事にすることはいったい何か。そしてそのような人に選ばれるために、いま為していくべき努力は何か。そういう諸々を、しっかり自分に問いかけていくことなのだろうと私は思っています。
つまり大事なのは、私はこう考える、こう思う、こう感じるという自分自身。

結婚したい。こんな人と結婚したい。そのために自分はこうありたい、こうなりたい。そういう意志のようなものがとても大事で、そういう意志の有無が結局、結婚にいたるとても大事な局面で成否に影響を及ぼす、そういう実例をたくさん見てきました。
他の人はどうですか? そう私に尋ねるのはとても結構なこと。でもその内容に安心するのではなく、自分自身の判断に活かす、その材料にしてほしいなと思っています。

2012年7月14日 15:39 長井 春美

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