幸福のベクトル

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 つい先日、成婚が決まったばかりのご家族が、その報告にと私をたずねてきてくださいました。このとき、結婚する当人は当然のこととして、そのご両親がことのほか幸せを感じていらっしゃるように見えて、とても心の温まるものを覚えました。
ほんとうに、今さらながらなのだけど、結婚とは、その人ひとりではなく、まわりの人をも幸福にする大切な機会なのだなとつくづく思います。

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 「結婚」は妻となる人、夫となる人を、それぞれ幸せにする。と同時に、妻となる人、夫となる人の家族も幸せにする、というのが、おそらくよい結婚の、いわば至上のかたちなのでしょう。
自分の結婚について、こんなに喜び、幸福を感じてくれるのだと、結婚してはじめて親の心情(真情というべきかな)に気づいたという人も決して少なくないことでしょう。
これもまた、自分という人間の存在の重さをつくづく感じとることのできる機会なのでしょう、きっと。

結婚ということに、どこかまだ積極的になれない自分を感じている人は、自分が結婚することで、まわりの人はいったいどんな笑顔を浮かべてくれるのか、そのことを時々想像してみるとよいかもしれません。
もちろんそれは、自分ひとりが我慢すれば、犠牲になれば、という質の話ではありません。私が幸せになれば、まわりもこんなに幸せに感じるという文脈でのお話。
幸せは幸せを呼ぶということなのかな。

2012年6月30日 11:50 長井 春美

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