「結婚」の個人と社会

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 先日ちょっと小耳に挟んだ話なのだけど、最近は「婚活課」なるものの設置を検討する自治体が増えているようです。これも50代男性の5人にひとりが生涯未婚という、先日の衝撃的な調査結果を受けてのものかもしれませんが、先の「婚活ブーム」とはまた別の文脈で、社会の重要な構成要素のひとつとして「結婚」が語られるのはとても大切なことだろうと私は思っています。

「結婚」って、そのことだけをピックアップすれば、男女が睦み合っている場面を連想する、とてもパーソナルな事柄のようで、でもその実は、人口減少の問題、教育の問題、地域社会の問題、介護の問題、そんなこんなの社会問題の中核にある事柄なのですね。当たり前の話だけど、経済にも政治にも深く連関しているのに、結婚や家庭について、社会的な意味で私たちはこれまであまり重視することがなかった。これはやっぱり社会の怠慢であったように私は感じています。

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 50代男性の5人にひとり。ということは、40代男性はもっと多く、3人にひとり、30代は二人にひとりというほどの割合になるのでしょうか。
そして、私たちの社会はこの現況をこのまま放っておいてよいのかな。
これはやっぱり、社会で考えるべきレベルの数字だと思います。そのように皆が意識づけていく、それがまず第一歩でしょうか。

お父さん、お母さんの「意識」をこれまでずっと言ってきたのだけど、そこに、我が子だけのことではない、社会的な意識を追加してほしいと私は思っています。

2012年6月16日 11:32 長井 春美

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