否定から始まる会話

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 このあいだネットで拾った話なのだけど、相手を苛立たせる会話の典型のひとつに、「否定から入る」というものがあるようです。必ず「でもね」「いや、そうじゃなくて」から始まる会話。他には、「相手の話に対抗したがる」とか、どんな話題に対しても「批評や批判をしたがる」とか。

こういうのはとくに年代を問いません。私のまわりにもちらほら見かけるし、そういう話の仕方がいやがられるのも、やっぱり年代を問いません。

最近よく聞くようになった「上から目線」というのも、もしかすると、こういうのと同質の心性から生まれてくるものなのかな。何かしら自分を相手の上位に置いておかないと安心できない。相手を否定したから自分が上位にくるというわけのものでもないでしょうが、そうすることで一時、自分は上だと小さく満足できる。

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 いま、人と語らうということについて熟さない大人(年齢的な意味で)が増えているという実感を私はもっています。
否定から入るのも、上から目線も、人となりが傲慢だから生まれてくるものではなくて、むしろ、自分という人間を大きく見せるのに汲々としているから出てくる態度なのでしょう。たぶんそれは幼さの表れ。

人と人の間を上下、強弱で計る。そういう物差ししかもっていないことが幼さの証なのでしょう。
気づけば変わるのですけどね。婚活もその機会のひとつになるのかなと私は思っています。

2012年6月 2日 14:51 長井 春美

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