心の技法

 今日から新しいコラム「婚活メソッド」をはじめることになりました。これまでの婚活スケッチ、そしてもっと前の婚活レシピと同じく、よろしくおつきあいをください。

さて、このシリーズのタイトル「メソッド」は、もしかすると一般にはあまりなじみのないことばであるかもしれません。
多くは、技法や方式、方法といった意味で使われ、たとえばバイオリン教育の「スズキ・メソード」や、作曲法の「バークリーメソッド」など、教育や音楽の世界ではそれなりに頻用されることばのようです。
婚活には外形的な技法や方式、公式などはないというのが私の立場ですが、けれども、婚活にのぞむ心、つまり内面には、やはりそれなりの「技法」が必要なのだと思っています。
磨く、高める、育つ、気づく、知る。表現はなんでもかまわないのだけれども、婚活をとおして自分というものが熟練されていく、そのような過程にほんとうの婚活の意義はあるのだろうと思っているのです。
当たり前のことですが、婚活には、その人の生き方というものがまっすぐに反映されます。婚活を考えるとは、それぞれの生き方を考えることでもあります。ひとりひとりがいま生きることを支えている、家族のこと、社会のこと、仕事のこと、将来の希望、そういうさまざまな切り口から、いまあるべき婚活の姿をいっしょに考えていきたいと思っています。

単に婚活を成功させる「技法」ではない、それぞれの人生をよく生きる「技法」から、現在の婚活を見つめ直したいというのが、この「婚活メソッド」のテーマです。
そのように願いを大きく掲げましたが、はたして思いのように果たせるかどうか。とにもかくにも、ひとりひとりの婚活の手助けになるよう、ただただ誠実に書いていきたいと思っています。

2011年12月10日 11:12 長井 春美

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