
偏見とまでいえば語弊があるのかもしれませんが、結婚相談所で結婚の相手を見つけようとすることに、何かの引っかかりを感じる方は決して少ない数ではないことでしょう。相談所に頼るのは異性にモテないからだ、結婚相手ひとり自分で探す甲斐性はないのか(これは男性のみにいわれる指摘でしょうか)と、まわりの人にいわれるのじゃないかというおそれが、何とはなくいつまでも結婚相談所を後ろ暗い場所にしているような気がします。
もちろん結婚相談所と一言にいっても内容はさまざま。一つひとつの事業体が何を目的として運営しているのか。どれほどの規模なのか。どのようなシステムで出会いを導くのか、という概容をもっとオープンにしていく。言葉が適切なのかどうか不安ですが、もっと明るい場所に「結婚相談所」を引き上げていく努力が、これからはより以上に必要になってくるのだろうと私は思っています。
ところで、先に話した偏見のことについては、私のような立場で、ブライズアカデミーに来られるひとり一人に会ってみれば、みなさん、モテないくんでも、甲斐性なしでもないことが分かります。みなさんごく普通の、年齢相応の責任も自分の考えももたれた立派な大人なのです。
ただ男女の出会いということに対して機会が少ない。そして慎重である。
不思議なことにいま、単に男女が出会うということについては、それこそネット上のいわゆる「出会い系」をはじめとして、これでもかというほど機会に恵まれているといえるかもしれません。ただ大半は安易で、興味本位で、しかも互いの素顔をはじめから明かさないという意味で危険に充ち満ちています。
「出会い系」の蔓延は世の中の風潮を象徴しているとすれば、現代という時代に慎重をたもっているということは、おくてでもなんでもない、むしろその人の美質として賞したい気さえしてくるというのが正直な気持ちではあります。
出会いだけではなく、少し先の見えにくいこの時代に、自分が結婚するということについて慎重になる気持ち。これもよく分かります。でもだからこそ、手を携えてともに生きていく伴侶を見つけようと念起したけど、一定の年齢に達していれば仕事は忙しく、責任は重い。どこでどう会えばよいのだろう、と考えつづけるうちに、私たちのような存在を知り、ご家族の勧めもあって、ブライズの扉を開いた。そういう方が実はとても多いのです。
これって実に普通のことなのだろうと思いますが、なかなか世間の誤解は解けない。それも口惜しいことですが、入会していただいた方にも、ごく当初のことではあるけれども、「結婚相談所」という機能によい出会いはあるのかな、という疑念があります。
疑念を払拭するのは結局、私たちと入会された(されようとする)方との信頼関係によるといえるでしょうか。疑念を払拭するために、信頼を得ようとするのではない。よい出会いを導こうとする日々のいとなみ、コミュニケーションが、結果として信頼をいただいていくのだと私は考えています。
あなたのような方がブライズアカデミーに来られるのだから、あなた同様にモテないさんでも、甲斐性のない人でもない方がブライズにはまちがいなくいらっしゃる。そんなふうにここの会員さんとブライズとの関係性に気づいていただいたとき、よけいな先入観が薄れていく。出会いに積極性が生まれていく。語り合うことが何より大切。そのことをしみじみと痛感します。
ブライズアカデミーに入会されている方は、みんなごく普通に、年齢相応の生活をしている男性であり女性です。ただ一般の出会いと異なるのは、私たちスタッフが中間に存在していること、そして入会の条件に厳密であることで一定の「安心」が保証されている。もちろんそのことを今後も継続していくために、私たち自身が信頼される人であり、組織であらねばならないということでしょうか。
結婚に慎重であるということは、裏を返せば結婚に対して深いこだわりがあるといえるのかもしれません。それはご本人もそうでしょうし、ご両親にもお子様の結婚についてこだわりがある。そのこだわりに幅広く応えるのが、本来的な結婚相談所の仕事であると私は思っています。
いちど先入観の鎧を外していただいてブライズアカデミーへお越しになりませんか。
(株)ブライズアカデミー スーパーバイザー/支社長
長井 春美


















