生まれてきた奇跡

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 父と母がいて、息子なり、娘がいる。不仲なときもあるだろうけど、多くは仲がよくなければ、自分が大人になってから結婚しようとは思いません。その当たり前のことに気がつかない父親と母親が案外多いものです。

もちろん、結婚しない息子、娘の、“理由”はいくつもある。いまはそれが多くあり過ぎて、だれも頭を抱え込んでいるのだけど、その柱となる理由として、父母の不仲は、まちがいなくあると思っています。

不仲は、たとえば、生まれてきた“奇跡”というような、やはり当たり前の喜びさえ奪います。何代も前からおじいちゃんとおばあちゃん、そして、父と母がいて“自分”がいる。その何でもない喜びを奪ってしまうのです。

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 もしも、結婚しない息子や娘をもって、それが自分たちのせいだと“気づいた”夫婦、あるいは、父、母がいるとすれば、実はけっして遅くはありません。息子、娘が結婚に向かうに際して、もう一度、夫婦としての自分たちはこれでよいのか、これでよかったのか見つめ直してほしいと思っています。
親が変わることが、子どもを変えることだってあるのです。

生まれてきた“奇跡”とは、まだ親の世代にも、大いに生きている言葉なんだと思っています。

2016年7月23日 14:19 長井 春美

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