未婚男性の不幸感

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 “不幸”感という表現に、何かそぐわないものを感じるのは、私ひとりでしょうか。幸福感ならすっきりする。不幸というネガティブな響きが、何かしらの違和感をもたらすのでしょう。

ともあれ“不幸”感。当然、自分が幸福でないと感じているこの感覚は、日本の未婚の男性(30代~50代)の実に43・5%がもっているらしい(舞田敏彦氏・教育社会学)。
これは他国のそれと比べても、ちょっと特異な数字で、たとえば2位のドイツでも、自分を不幸だと感じているのは、20%を少し上回る程度。
そして、女性とも異なります。日本の女性で、不幸感をもっているのは8・3%に過ぎず、やはりいよいよ、日本の男性の、おれ、ちょっと、やばくね? という感じを、浮き立たせている数字なのは、まちがいない。

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 この数字は日本社会が、いまだ伝統的なジェンダー観の根強いことを表すものだと、記事はまとめていますが、それは認めた上で、でも、私はやっぱり、未婚の男性たちの、不幸感に覆われている姿が気になる。困ったなあ、と、頭を抱え込んでいる姿。

動けば、それは、いくつになっても変わっていくものです。とにかく、それをしないで、おれたちはなんて不幸なんだ、と病んでいるのは、どうなのでしょう。
ともかく、病み出す前に、まず動きましょう、というのは、何かおかしいのかなあ。

2016年7月 9日 10:33 長井 春美

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