点と線

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 私は、とくに意識してのものではなかったけど、最初、「腰掛け」のように勤めに出て結婚、その後、縁があってこの仕事に就きました。もしも声をかけてくれる人がなかったら、当然、いまの仕事とは無縁できたことでしょう。

近年、女性の働く率が増えて、腰掛けという言葉もあまり聞かなくなってきました。
いまは、ひとり暮らしをして、仕事もして、飲みにも行けるし、旅行だって行ける。そういう意味では、シングルを堪能できる、ほんとうによい時代になったといえるかもしれません。
結婚が、ある種の女性のタイプによっては、いつの間にか無用のものとなってきたともいえるでしょう。

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 私の年代、または生き方から見ると、〈いまがいいから〉という生き方は、少しの空しさを覚えることではあります。
ちょうど、点と点をつなぎ合わせて人生を成り立たせているようで、線で見ることができない。

人と結婚するということは、その人の生死に連関して、自分の人生もその側にあるということです。重くもあり、痛くもあるけど、空しさはない。

この空しさに気づくのが少しでも早くと思うのだけど、よけいなことかも知れません。

2015年12月 5日 12:21 長井 春美

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