素材の活かし方

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 結婚相談所を介した結婚は、いうまでもなくお見合い結婚に類するものです。お見合い結婚ですから、たとえば、職業や年収、年齢、学歴、ときに容貌、そして互いの家庭環境といった、いまはスペックというのでしょうか、いわゆる結婚の条件として重視されるのは間違いありません。

ただ、そのようなスペックが、結婚相手としての魅力とまったくイコールかといえば、そうではありません。
仮に、その職業に就くには相当の学歴を必要とする地位にある男性がいたとして、彼がその職にあるかぎり高い年収が保証されているとしても、その事実だけで、結婚したい女性が群がってくるほど世の中は甘くありませんし、女性はもっと甘くない(笑)。
結婚したいという魅力に通じる〈素材〉としては優れています。でも、他にも年齢や容貌や、検討するべき素材はいくつもあります。
結婚したいという魅力に通じる〈素材〉としては優れています。でも、他にも年齢や容貌や、検討するべき素材はいくつもあります。

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 そしてたとえば、彼が、その職にあることを〈鼻にかける〉タイプであったらどうでしょう。どれほど将来を嘱望されているか、やがてどれほどの収入を得ることができるか、彼は婚後の将来設計のつもりで語っていても、聞く側にはただの自慢話にしか聞こえない。それを生涯にわたって聞かされるのかと思うのもつらいし、だからぼくを選べと押しつけがましいのも鬱陶しい。と、せっかくの素材を無駄に使うパターンも、実は少なくありません。だけど、同じ素材について、自分はその職をもって社会に貢献したいと熱く語られたり、仕事ぶりを見せられると、仮に他の〈素材〉が貧弱であったとしても、人間として魅力的に映るものです。それももちろん、ポーズだけではすぐに見破られるものですが。

いわゆる結婚の条件が高ければ高いほど、自分への〈勘違い〉が起こりやすいのもまた事実です。女性は容貌や若さについて、自分を必要以上に高く見積もるケースが少なくないかな。女性同様、男性も決して甘くはありません。要注意の事柄です。

2015年3月 7日 11:05 長井 春美

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