石橋を叩いて……

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 ずっと前、どこかで〈石橋を叩いても渡らない〉というフレーズを見かけて、プッと吹き出した記憶があります。もちろん、〈石橋を叩いて渡る〉のパロディーなのですが、ちょっとネットで検索してみたら、〈石橋を叩いて壊す〉なんていうのもあるようで、これまた軽く吹き出してしまいました。用心深くしすぎたために失敗するという意味なのだそうです。

いま、とくに若い男性たちにいえることなのかな、石橋を叩いても渡らない人たちがずいぶん増えているのではないだろうかと感じています。
結婚を考えるとき、もちろん、〈見る前に跳べ〉では短兵急すぎる(古くさい表現ですね)。だから石橋を叩いて渡るくらいがちょうどよいと思うのだけど、いまは用心のレベルを超えて、叩いても渡らない人の増加が、結果、結婚しない人の増加につながっている気がしないでもありません。
結婚について意欲をもった人でも、異性に会う、交際をはじめる、そして結婚を決めるという大事な局面の折々で腰の引ける、〈叩いても渡らない〉メンタリティーを感じることが少なくありません。

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 ひとついえるのは、みんな失敗を恐れている。どうしてそんなに恐がるの? と思うくらい恐れているなあと感じます。
失敗してまなぶ、というのは、つらい思いを抱えた分だけ、身につく学習方法だと思うのだけど、これまでそういう育ち方の出来にくい教育環境に置かれてきたのかなとも思います。
相談所は、その気になれば、たくさんの異性に会える場です。その分、たくさんの失敗も、残念な思いも待っているはずですが、それはでも、みんな次への糧となるものです。
いまたっぷり失敗しておくと、いざ結婚という本番にきっと役に立つ。そう思っています。

2015年1月31日 10:39 長井 春美

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